不動産を売却する際には、ほとんどの方は業者に依頼をすると思います。
業者に依頼をすると当然ですが、売却が成立をした際に報酬を支払う必要が出てきます。
この報酬、つまり仲介手数料をめぐるトラブルが発生する場合があります。

この仲介手数料は法律によって上限が決められています。
その上限の範囲内であれば、業者は報酬金額を好きなように決める事ができます。
広告等でも仲介手数料半額といった流れで宣伝している所がありますが、あくまでも上限からの半額という意味になります。

・200万円以下：売却額の5.4％
・200万円以上：売却額の4.32％
・400万円以上：売却額の3.24％

ですから、営業マンが絶対にその金額が報酬額と言い切るのであれば、間違いです。
しっかりと説明をしてくれる業者の方が信頼できるでしょう。

先ほども記載しましたが、あくまでも上限なので業者によっては仲介手数料を値切る事ができます。
しかし、私はあまりオススメしません。
なぜならば、不動産業者のやる気につながるからです。
プロとしての最善をつくし自分の所有する不動産を売却してくれたわけなので、しっかりと報酬を支払うべきだと思います。
不動産業者が、もしもキャンペーンで仲介手数料を半額などと宣伝している場合には、しっかりと業者の説明を聞き納得した上で契約をするようにしてください。
仲介手数料は高額なので、トラブルになる可能性もないわけでもありません。
慎重に行動するようにしましょう。