マンション売却後の確定申告

マンションを売却した後には、確定申告を行う必要がある場合があります。
通常のサラリーマンであれば、確定申告はわざわざ行わないという事もあって、馴染みのない言葉ですよね。

マンションを売却すると、高額なお金を手にする事になります。
そのお金は収入としてみなされるので、住民税と所得税の課税対象になり、確定申告にて税金の調整をしなくてはいけません。

売却活動を依頼した所がしっかりした所であれば、アフターフォローという事で、確定申告についてもしっかりとサポートしてくれるのですが、業者によっては自分で行わなければなりません。
確定申告自体は、毎年2月16日から3月15日の間で行います。

税務署に行くと申告書をもらう事ができますので、そちらを記入して提出するだけです。
分からない事があれば、税務員の方が丁寧に教えてくれます。
また、確定申告の時期になると相談員の方も特別に配備していますので、そちらに相談してみても良いかもしれません。

もしも売却益が出ているのにもかかわらず確定申告をしなかった場合には、延滞税がかかる可能性もありますので、十分に注意してください。
4月に売却した人等に関しては忘れてしまう可能性もありますので、しっかりと覚えておきましょう。

【確定申告に必要な書類とは?】

・売買契約書
取引をした際には、必ず売買契約書を交わしますので、そちらを持参すれば問題ありません。
・領収書
マンションの売却に関わった際にかかった領収書を用意してください。
・源泉徴収票
サラリーマンの場合には会社に申告をすれば問題なくもらう事ができます。
・除票住民票
元々住んでいた役所で発行する事ができます。

利益が出た場合には必ず行うのですが、逆に損失が出た場合には行う必要はあるのか?と疑問に思う方もいると思います。
損失が出た場合には確定申告を行った方が良いと思います。
なぜならば、軽減措置などの特例もありますので、税金が今後安くなるケースもあります。
ですから、そういった意味でも確定申告は忘れずに行っておきたい所です。

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