ローン中のマンションを売却する事は出来るの?

ローン中のマンションを売却する事は出来るの?

ローン中のマンションを売却する事が出来るのかを疑問に思う方も多いと思います。
もしも、売却額がローンの残債以上の金額になった場合には、問題なく売却できるのですが、現実的には購入額以上で売却できるという可能性は限りなく低いと言えるでしょう。
ローンを組んでいると、抵当権を付けられる事になりますので、通常であれば売却する事ができません。

ローン中のマンションを売却する理由は人それぞれ様々だと思いますが、住宅ローンの支払いが厳しいという事で売却する方も多くいると思います。
通常であれば、3ヶ月滞納すると、抵当権によって競売にかけられてしまうという流れになります。

競売は通常の売買価格より50%から70%近くの安い金額で取引されるという事もあって、残債が残る可能性が多く、トラブルにも発展しやすいようです。

競売はデメリットが大きいという事もあって、ローン中のマンションを売却する場合には、銀行側の許可を得て売却するという「任意売却」という方法があります。

任意売却の方法

任意売却の方法としては、住宅ローンの支払いが厳しくなり、売却を検討している方に関して、ローンを組んでいる金融機関に「任意売却をしたい」という意思を表示します。
また、任意売却に関しては、対応してくれる不動産業者が多くありますので、不動産業者に相談をしましょう。
競売と比べて遥かに高い金額で売却する事ができますので、金融機関としてもメリットが大きいので、だいたいの場合には応じてくれます。
残債が残る場合がほとんどですが、残債をいかに計画的に返済できるかというのも非常に重要な項目のひとつと言えるでしょう。

任意売却に関しては、引越費用などを含めて、売却価格から引かれるという事もあって、売却に関する費用の負担はないので、メリットが大きいと思います。
気になる方は、不動産業者に詳しいメリット・デメリットについて相談をしてみると良いでしょう。

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