マンション売却を行う際には様々な経費がかかります。
その中でも、瑕疵担保というものについて記載していきます。

瑕疵担保というのは、売却した後に売り渡した家に欠陥が見つかった場合に、売主が修繕費用を負担しなければならない事です。
意外にも売主が気付いていないという場合もありますので、売却後に発生する可能性がないとは言い切れない経費と言えます。

瑕疵担保責任は、契約書に売主が負担をするのか、買主が負担をするのかというのは記載がしてあります。
一定の期間内に重大な欠陥があった場合には修繕する義務が生じます。
もしも、修繕では解決しないような重大なものであった場合には、買主は契約を解除する事も可能になります。
意外にもあるトラブルで違約金や損害賠償を支払わなければなくなったというケースもありますので、十分に注意しておきたいものです。
売却前には、業者にしっかりと診断してもらうという方法もあります。
有料の場合もありますが、しっかりと診断を行う事で、欠陥のないマンションとして売り出す事ができますし、業者によっては、売却後の瑕疵担保を負担してくれるという所もあります。
また、トラブルが起こってからの費用よりも家の診断の方が安くおさめる事ができるので、行っておいて損はないと思います。
万が一の場合に備えて業者に質問をしておく事をオススメします。

売主が瑕疵担保責任を負わなければならない期間というのは、平均的に2ヶ月から4ヶ月に設定する事が多いようです。
ですが、家の状況などによっても異なってきますので、業者に質問をしてみると良いでしょう。
業者に任せれば問題ないと思うのですが、期間などの細かいきめ事も契約書に記載をしておかなければトラブルの原因になります。
業者側が作成してもらった契約書だとしても、必ずしっかりと目を通すようにしておいてください。
高額な取引なので、トラブルになると後々面倒な事になります。