マンション売却の繰越控除の特例とは?

マンション売却の繰越控除の特例とは

マンションを売却する際には繰越控除の特例というものがあります。

住宅として使用していたもの、かつ新しい住居を購入する人に関しては、条件に該当する事で、「居住用財産の買換え等の場合の譲渡損失の損益通算及び繰越控除の特例」という制度が適用されます。

特例の概要とは?

上記で記載した特例の概要ですが、結論を言うと「損をした分は課税をしなくても良い」というものです。

特例の条件とは?

・毎年1月1日の時点で所有年数が5年を超えたマンションを売って損益が出ている人が新たな住居を購入する場合に適用するもの。
・新しい住宅に関しては返済期間が10年以上あるローンで購入する事。
・規定以上の床面積を持つ物件を一定期間内に購入する事。

繰り越せる期間は?

最大4年間繰り越す事ができます。
損益の総額から毎年の所得が差し引かれて損益の総額が年間所得を下回るか、4年経過して有効期限が切れるまで続くというメリットがあります。

住宅ローン控除との併用も可能です。
しかしながら、マンション売却による損益が大きいと数年間の住宅ローン控除が受けられなくなるというデメリットもあります。
このあたりに関して気になるという方は、売却活動を依頼している不動産業者に相談してみると良いでしょう。

注意点

この特例を受けるためには、当然ですが、確定申告が必要になります。
税務署に行くと手続きの方法を細かく教えてくれるので、問題はないと思います
無料の税務相談もありますので、そちらを利用してみても良いかもしれませんね。

コメントを残す